お金のハナシ

副業のリスクと働く女性のもう一つの収入源の作り方

収入源は複数あった方がいいですよね。

ですが、この収入源の“種類”が大事です。

会社で働き、夜は自宅で物販の副業、週末はアルバイト。

これらは同じ”種類”の収入源で、増やせば増やすほどリスクもあります。

今後、収入源を増やしたい女性は収入の”種類”を知って、あなたの人生に合うことを選んでみてくださいね。

働く主婦の方も、今後、収入源を増やしたいと思ったとき、どんな”種類”の収入を増やしていくと、夫婦にとって家族にとってプラスになるのか、参考にしていただければと思います。

収入には種類がある

収入は2種類あります。

・フロー収入
・ストック収入

フロー収入

フロー収入は、自分が働くことで得られる収入で、労働所得のことです。

会社員やパートタイマーとして働いたり、起業して働くことで得られる収入です。

ストック収入

ストック収入は、労働に関係なく得られる収入で、資本所得のことです。

投資信託などの資産運用や預貯金の利子や株式の配当金、不動産の家賃収入があります。

知っておきたいデメリット

フロー収入のメリットは、自分が働くことで、すぐに収入を得られることです。

これは誰でもわかることですね。

でも、メリットばかりではないのです。

フロー収入にはデメリットがあります。

自分が働かないと収入がなくなってしまうことです。

体調を崩して働けなくなったとして、平日は会社で働き、夜は在宅で物販をして、週末はアルバイト生活をしていると、全てがストップします。

物販は、寝込んでいても、ネット上で売ることはできますが、発送のためにあなたが動かなくてはならないので作業が一時的にストップしますよね。

あなたのストップは、収入のストップです。

勤務先やお客さんなど関わる人が多ければ多いほど、迷惑をかけることにもなります。

こういうときは、収入だけでなく、精神的にも不安定になります。

収入も精神も安定的な状態を保ちたいと思う方は、「フロー収入だけ」を卒業しましょう。

あなたがストック収入を得た方がいい理由

ストック収入は、労働に関係なく得られる資本所得ですが、資産運用でストック収入を増やしていくと、

働けなくなったときお金の心配を回避できます。

また、ゆとりが持てるだけでなく、将来未来の選択肢が広がります。

時間と共にお金が増えているはずなので、大きな病気もなく健康でいられたとき、好きなことに自由に使えますよね。

「働けなくなったらどうしよう」「老後将来が心配・・・」といつも不安と一緒に生きているのと、

「未来は明るい!」といつも楽しい気持ちで生きられるのでは、その未来も全然ちがうものになるでしょう。

資産運用の誤解

ところで、資産運用と言うと、どんなイメージでしょうか?

資産運用は、文字通り、資産を運用することですね。

わたしは以前、株や金融商品を買って高くなったら売ることを指していると思っていました。

それは短期売買を目的としています。
(ギャンブルのようなものですね)

資産運用=ギャンブルではないということ。

長期運用を目的にすると、実際は堅実に運用できます。

「どんな金融商品を買ったらいい?」「今は、どの株が買い?」とよく聞かれますが、その前に聞かせていただきたいのは、「どのくらいの期間運用する予定か?」ということ。

それによって、答えが変わってきます。

100人中100人に当てはまる資産運用は、ないんですね。

ストック収入の持ち方

では、どんなふうにストック収入を持っていけばいいのでしょうか?

5年以内に使う予定のないお金を原資にして、ストック収入を持つことを考えていきましょう。

ストック収入になる資産運用で、今から始めるならこれがいいのでは?というものに、確定拠出年金やNISAがあります。

今、税制上優遇されている制度は、確定拠出年金です。

なので、個人型確定拠出年金(イデコ)から検討されるといいかもしれません。

原則、誰でも加入できるようになったので、手続きをすれば、スタートできます。

ただ、その人によって加入した方がいい、他の選択肢を考えた方がいい、と変わってきます。

あなたが働いているのか?
専業主婦なのか?
60歳まであと何年あるのか?(運用期間)
リスクがどれくらい取れるのか?
ご主人は資産運用しているのか?
お子さんの教育費は?
住宅ローンは? など・・・

くわしくは、こちらをご覧ください。

 

2018年1月からは、つみたてNISAもスタートします。

人生を戦略的に考える

今を生きているので、今収入を得ることも大事ですが、働けなくなったときのことを考えて長期的な視点で収入を得るために、今からできることに取り組んでおきたいですね。

堅実な資産運用で結果を出すためには、時間が必要です。

10年、20年と時間を味方につけて、ストック収入を築いていきましょう。

【確定拠出年金】30代パートで働く主婦~iDeCo(イデコ)ケース別編~前のページ

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