このブログでは、年収103万円未満の
53歳のパート勤めの女性が加入したら
積立額がいくらになるのか?
・最大限度額2万3,000円
・月額1万円
2パターンでシミュレーションします。
<このブログを読むために抑えておきたいこと>
◆メリット
メリット1 所得税、住民税が減る
メリット2 運用中に得られる運用益が非課税
メリット3 受け取るときに税制の優遇がある
メリットを詳しく知りたい方は、
こちらのブログの「どんなメリットがあるの?」を
お読みください。
◆掛け金の拠出はいつまで?
60歳になるまで
※60歳になると加入資格を失う
※加入資格を失うと受け取りが可能
53歳~59歳の7年間加入した場合で
考えていきます。
掛け金は60歳になるまでですが、
加入期間が10年に満たない場合、
給付年齢が引き上げられますので、
給付スタート年齢は62歳~です。
<加入期間と給付スタート年齢>
8年以上~10年未満→受給開始 61歳
6年以上~ 8年未満→受給開始 62歳
4年以上~ 6年未満→受給開始 63歳
2年以上~ 4年未満→受給開始 64歳
1ヶ月~ 2年未満→受給開始 65歳
月額2万3,000円積み立てた場合
<拠出できる金額>
→月額最大 2万3,000円
→年間最大 27万6,000円
→7年最大193万円
193万円を運用することになります。
メリット1 節税シミュレーション
年収103万円未満の方は所得税を払っていないので
所得税の節税メリットはありません。
メリット2 運用益
金融商品の運用状況によります。
メリット3 受け取るとき
受け取るときの税制優遇は、
非課税枠があることです。
<非課税枠のカンタン計算>
・加入期間7年
40万円×7年=280万円
非課税枠は、280万円です。
7年間の最大拠出金額は193万円ですので、
このお金を運用して280万円までは
非課税で受け取ることができます。
月額1万円積み立てた場合
53歳~59歳の7年間加入した場合で
考えていきます。
<拠出する金額>
→月額 1万円
→年間 12万円
→7年最大84万円
84万円を運用することになります。
メリット1 節税シミュレーション
同じく、所得税の節税メリットはありません。
メリット2 運用益
金融商品の運用状況によります。
メリット3 受け取るとき
積み立てる(拠出)金額に関係なく、
これは共通しています。
<非課税枠のカンタン計算>
・加入期間7年
40万円×7年=280万円
非課税枠は、280万円です。
まとめ
確定拠出年金は老後将来のための制度ですが、
それほどたくさん積み立てられないことがわかります。
所得税の節税メリットはないものの、
運用に対しての利益が非課税になったり、
受け取る時も280万円まで非課税になるので、
何の制度も使わずに投資信託を始めるよりは
税金が優遇されます。
もし結婚されている方でしたら、
まずはご主人からスタートしてみるのも
いいかもしれません。
女性を対象に個別でマネーセッションをしています。
お気軽にご相談ください^^