2015年のデータを元にした記事がこちらですが、
2016年データが公表されていますので、現時点で最新データを元に計算し直してみたいと思います。
前年に比べて家計消費額が少し下がっています。
生きるためにかかるお金は一体いくらなのか?
データの出典 総務省統計局
家計調査年報(家計収支編)平成28年(2016年)家計の概況
生活費はいくらかかる?
総務省統計局のデータを元に、月間の家計消費の平均はいくらなのか?計算してみました。
・二人以上世帯
・単身世帯
二人以上世帯と単身世帯、それぞれ見ていきますね。
二人以上世帯の生活費
二人以上世帯の月間生活費は、282,188円です。
なので、二人以上世帯の年間生活費は、282,188円×12ヶ月=3,386,256円。
年間、約339万円です。
単身世帯の生活費
単身世帯の月間生活費は、158,898円です。
なので、単身世帯の年間生活費は、158,898円×12ヶ月=1,906,776円。
年間、約191万円です。
二人以上世帯、単身世帯の 1年間の生活費が計算できました。
生きるためにかかるお金はいくら?
1年間の生活費の計算ができたので、次は、いよいよ本題、生きるためにかかるお金の計算です。
二人以上世帯の場合
表にまとめましたので、何歳まで生きる?と仮定してご覧ください。
縦(列)→あなたの現在の年齢
横(行)→生きたい年齢
こちらの表を使って、金額を見てみてくださいね。
月間生活費282,188円で暮らした場合に、かかるお金の合計です。
例えば、あなたが現在40歳で、90歳まで生きる場合はいくらでしょうか?
1億6,950万円必要ということになります。
例えば、あなたが現在50歳で、90歳まで生きる場合はいくらでしょうか?
1億3,560万円必要です。
例えば、あなたが現在60歳で、90歳まで生きる場合はいくらでしょうか?
約1億円必要です。
※二人以上世帯の計算です
単身世帯の場合
次に単身世帯の方です。
同じく表にまとめましたので、何歳まで生きる?と仮定してご覧ください。
縦(列)→あなたの現在の年齢
横(行)→生きたい年齢
こちらの表を使って、金額を見てみてくださいね。
月間生活費158,898円で暮らした場合に、かかるお金の合計です。
例えば、あなたが現在40歳で、90歳まで生きる場合はいくらでしょうか?
9,550万円必要ということになります。
例えば、あなたが現在50歳で、90歳まで生きる場合はいくらでしょうか?
7,640万円必要です。
例えば、あなたが現在60歳で、90歳まで生きる場合はいくらでしょうか?
5,730万円必要です。
※単身世帯の計算です
最後に
あくまでも平均値での計算ですが、今から生涯かかるお金の計算をすることはあまりないと思いますので、一つの目安になると思います。
現在収入があったり、年金の支給を考えると、まったくの0(ゼロ)からこの金額をつくらなくてはならないわけではありませんが、
将来を見据えて、今から運用や貯蓄の計画を立てることが必要になってくるかもしれません^^
また、セミリタイアやアーリーリタイヤを考えている方も生活費の金額を参考にしていただき、資金の準備の目安にしていただければと思います。