「保険に入ろうかな?」「保険を見直そうかな?」という方に知っておいてほしいファーストステップは、保険が必要かどうか?です。
保険の正しい入り方は次の手順です。
【STEP1】保険が本当に必要か考える
【STEP2】どの保険に入るか考える
保険が本当に必要なのか考える【STEP1】を飛ばして、【STEP2】のどの保険に入ろうかと、検討してしまう人が多いです。
どの保険に入ろうか?と考えて、保険を売っている金融機関や代理店に無料相談に行ったら、もちろん保険をすすめられるわけで、「あなたのライフプランや考え方でしたら保険は不要です」と言ってくれる人は、ほとんどいないでしょう。
なので、【STEP1】はとても大事なステップなのです。
でも、みんな保険に入っているから
そうなのです。みんな入っています。
その”みんな”が、どのくらいかと言うと・・・
30代—80.8%
40代—89.0%
50代—87.9%
データの出典 生命保険文化センター
平成25年度「生活保障に関する調査」(全生保)
対象 全国の18~69歳の男女
10人中、8~9人入っています。
なので、「わたしも入った方がいいかも」と思ってしまうのもわかります。
でも、必要な人ばかりが入っているかというとそうとも言えません。
「不安だから」「何となく」「お付き合いで」または、「社会人になったら入るものでしょ?」「お守りがわりに」という人もいます。
保険が必要がどうか、どうやったらわかる?
ライフプランも、お金の考え方も人それぞれなので、「○○歳のこういう人は絶対いらない」「こういう人は絶対必要」と当てはめて考えることができません。
ですが、これはいろいろな質問から答えを導き出せます。
- 結婚、出産、マイホーム購入などどんなライフプランですか?
- なぜ保険を検討しましたか?
- 家計の収支はどんな感じですか?
- 貯蓄はどれくらいありますか?
- 資産運用はしていますか?
- これから挑戦したいことはありますか?
- 最新データをご存知ですか?
<平均在院日数>
総数
15~34歳 12.0日
35~64歳 24.4日
乳房の悪性新生物
15~34歳 6.8日
35~64歳 8.9日
データ出典 厚生労働省
「平成26年 患者調査」
対象 平成26年9月中の全国の退院患者
などです。
どんな質問を自分に投げかけたら良いのか?どんなデータを見たら良いのか?わからないと思います。
こういうときに役に立つのが、独立系のファイナンシャルプランナーです。
答えを出せるのはあなただけですが、あなたにとって正しい判断ができるように、客観的な立場でお話を伺い、あなたの立場でアドバイスできます。
まとめ
保険に入る入らない、保険の見直しは、生活が大きく変わるときが良いタイミングです。
保険はマイホームの次に大きな買い物と言われています。
「みんなが入っているから」「何となく不安だから」ではなく、必要な情報を集め、あなたにとって正しい判断をしてくださいね。