人生の3大支出は、教育費・住宅費・老後資金ですが、この3つは並行して準備していかなくてはなりません。
貯金だけで備える場合、モデルケースを元に、あなたが毎月いくら貯金したらいいか、確認してみてください。
あなたは、13万円?それとも7万円?
いくつかモデルケースを用意しましたので、自分に当てはめてみてくださいね。
4タイプのモデルケースで紹介
夫婦の年齢や子どもやマイホームに関して、4タイプのモデルケースで計算しました。
<モデルケース1>
◇家族構成
30歳夫婦、子供なし
賃貸アパート暮らし
◇ライフプラン
2年後くらいには子供が欲しい
10年後にマイホームを購入したい
(1)老後資金
35年後までに3,000万円準備したい
⇒ 毎月7万円を貯金する
(2)マイホーム資金
10年後までに頭金600万円を準備したい
⇒ 毎月5万円を貯金する
(3)教育資金
2年後から子供のために大学資金300万円を貯める
⇒ 毎月1.4万円貯金
(国からもらえる手当はすべて貯金することが前提)
毎月いくら貯金が必要?
(1)+(2)+(3)=7万円+5万円+1.4万円=13.4万円!
<モデルケース2>
◇家族構成
30歳夫婦、子供なし
賃貸アパート暮らし
◇ライフプラン
2年後くらいには子供が欲しい
※マイホーム購入は考えていない
(1)老後資金
35年後までに3,000万円準備したい
⇒ 毎月7万円を貯金する
(2)教育資金
2年後から子供のために大学資金300万円を貯める
⇒ 毎月1.4万円貯金
(国からもらえる手当はすべて貯金することが前提)
毎月いくら貯金が必要?
(1)+(2)=7万円+1.4万円=8.4万円
<モデルケース3>
◇家族構成
30歳夫婦、子供なし
賃貸マンション暮らし
◇ライフプラン
マイホーム購入も子どもも考えていない場合は・・・
(1)老後資金
35年後までに3,000万円準備したい
⇒ 毎月7万円を貯金する
毎月いくら貯金が必要?
(1)=7万円
<モデルケース4>
◇家族構成
40歳夫婦、子どもなし
賃貸マンション暮らし
(1)老後資金
25年後までに3,000万円準備したい
⇒ 毎月10万円を貯金する
毎月いくら貯金が必要?
(1)=10万円
貯金だけで準備するとしたら・・・の計算でした。
最後に
何となく貯金をしていた人も、貯金している目的がはっきりすると、モチベーションも上がるはず。
家計簿のように毎月毎月計算する必要はないですが、この機会に一度数字を確認しておくと、気持ちがだいぶ違うと思います。
老後の3,000万円など、人生の3大支出について、こちらでも記事にしています。