お金のことで不安になるのは、「わからないから」です。
人はわからない正体不明のものを恐れる傾向があります。
なので、「わからない」が「わかる」ようになると、不安は解消されます。
先日のこと。
我が家の玄関の電気はセンサー付きで、人が通ると電気がつくようになっているのですが、誰も通っていないのに、ついていたのです。
こわくなって見に行くと、ちょっとしたモノが倒れていました・・・
それに反応したようでした。
わからない不安は、わかれば解消です。
なぁ~んだ、という感じでした(笑)
(と、サラッと書いていますが、知らない人でも立っていたらどうしようとドキドキでした)
お金で考えると、不安になるのは、「今後いくらかかるのか、わからない」ということが挙げられます。
大きな出費はどんなものがあるの?
自分の中で漠然としていると計算できず、貯金しても貯金しても不安がなくなりません。
今日はちょっと立ち止まって一緒に考えてみましょう。
人生の3大支出はこれです
一般的に言われている人生の3大支出は次のとおりです。
・子育て
・マイホーム購入
・仕事引退後の生活(老後)
一つずつ見ていきますね。
3大支出その1 子育て
子育ては一人につき1,000万円とも言われています。
でも1,000万円貯めなくてはならない、ということではありません。
高校までは家計で負担し、大学費用を貯めることが大切です。
(大学費用例:4年間 500万円)
3大支出その2 マイホーム購入
マイホームを持つことが憧れという人には、ぜひよく考えていただきたいことがあります。
くわしくはこちらのブログで。
どうしてもマイホームが欲しい人は、頭金を2割用意しましょう。
例)3,000万円のローン→600万円の頭金
また、何歳で返済を終えるか、ということも考えてくださいね。
(60歳?65歳?あなたのライフプランによります)
3大支出その3 仕事引退後の生活(老後)
仕事引退後の生活は3,000万円は必要と言われています。
(65歳まで仕事を続けるとして。65歳~90歳)
ただしこれは一般的な計算で、毎月の生活費を27万円で計算しています。
物価が上がったり、消費税など税金が上がればもっと必要になるかもしれません。
あなたの場合はどうですか??
出産を考えていない人やマイホームの購入は考えていない人もいると思います。
毎年贅沢な海外旅行をしたい、車を買い替える予定など、「わたしのイベントは何がある?」と考えてみてください。
変化の激しい時代ですから、一円単位できっちり計算する必要はありません。
大まかなところを見ていきましょう。
実際に計算してみましょう
だいたいの金額が計算できたら、そのお金が必要になるまで何年あるのか?
その年数で割り算をします。
さらに12ヶ月で割り、一ヶ月いくら貯める必要があるのか、数字で見てみましょう。
<パターン1>
2年後に、好きなことを始めるのに50万円必要
50万円÷2年=25万円/年
25万円÷12ヶ月=20,900円/月
この場合は、月2万円ちょっと貯めていく必要があるとわかりますね。
<パターン2>
30年後に、3,000万円は貯金していたい
3,000万円÷30年=100万円/年
100万円÷12ヶ月=8.3万円/月
この場合は、月8.3万円ねん出する必要があります。
(けっこう大きな金額です!)
一人で考えられないという方は、ご相談ください。
また具体的な数字がわかったけれど、どのようにお金を貯めたらいいのかわからない方も、お気軽にお問い合わせください^^