年末ジャンボが発売中ですね。
クリスマスには有馬記念(競馬)もあり、師走の雰囲気がギャンブルを一層盛り上げています。
さて、今日はそのギャンブルと投資の違いです。
勘違いによる不幸を避けるためにも、違いを知っておいた方が良いです。
投資と投機(ギャンブル)の違いは何でしょうか?
投資と投機(ギャンブル)の違い
投資と投機(ギャンブル)の違いは、時間で考えることができます。
例えば、こまめに売り買いするFXは、投機(ギャンブル)で、何十年も運用する投資信託は投資です。
(途中でリバランスなどは必要ですが)
短期売買 → 投機 → 例)FX
長期運用 → 投資 → 例)投資信託
どちらの方がリスクが大きい、小さいはありますが、どちらの方が良い、悪いということはありません。
ただし、組み合わせを間違えると不幸が訪れます。
不幸その1:「短期」で「投資信託」を売買
“長期”運用に向いている「投資信託」を「短期」で売買してしまうと、販売手数料をどんどん持っていかれて、お金は全然増えません。
不幸その2:「投資」だと思って「FX」にハマる
“短期”売買のFXは、投資ではありません。
投資は”長期”運用するものなので。
投資だと思って、手元の資金10万円にレバレッジをかけて100万円の取引をして負けたら・・・
夫に黙ってお小遣い稼ぎ、なんていうノリでやっていたら大変ですね。
家計は火の車です。
幸せも尺度になる
お金が増えたこと=幸せとするなら、
みんなが幸せになれる可能性があるのは投資
誰かの幸せが誰かの不幸なのは投機(ギャンブル)
とも言えます。
例えば、ある会社に株式投資をしていて、その会社が成長したら株価が上がったり、利益が出たらみんなが配当をもらえたりします。
(もちろんその逆もあり、会社の不祥事で、株価が下がり、持っている人みんなが不幸になることもあります。)
あくまでも、
みんなが幸せになれる可能性がある
ということです。
一方・・・FXはゼロサムですので、誰かの得は誰かの損です。
また、身近なギャンブルとして宝くじがありますが、胴元がごっそり持っていった残りを、当選者がわけます。
誰かの取り分は、誰かが払った分です。
誰かの幸せが誰かの不幸なのです。
最後に
ギャンブルとわかっていて中毒や依存しない程度に楽しむのは自由ですが、
投資とギャンブルの違いがわからずどんどんのめり込んでしまうのは、自分だけでなく、家族や大事な人に迷惑をかけることになるかもしれません。
そうならないためにも、違いや仕組みを知っておくことが大事です。
もし「投資」をしたいと思っている人は、”長期”運用を前提として考えてみてください。