テレビやネットニュースで、
「円高」「円安」とよく聞くと思います。
「円高」や「円安」は、他国の通貨と
比較した表現です。
円の価値が高い円高。
円の価値が安い円安。
例)1ドル=100円 円高
1ドル=200円 円安
「高いと安いが逆」と
覚える方法もありますが、
100円が高くて、200円が安い理由を
かみ砕いて、説明します^^
100円が高くて、200円が安い理由
なぜ逆の表現に
なってしまっているのかというと、
円の価値が~~と言っているのに、
ドル基準で考えているからです。
<ドル基準>
A)1ドル=100円 円高
B)1ドル=200円 円安
↓
これを円基準で考えてみると・・・
<円基準>
A)100円=1ドル 円の価値が高い
B)100円=0.5ドル 円の価値が安い
円を基準にして考えると、
円の価値が高い・安いが、よりわかる思います^^
これでもう「高いと安いが逆」
という覚え方は卒業ですね^^
円高のメリット
円高は、他国の通貨に対して
価値が上がることです。
輸入関連の産業が恩恵を受けることができます。
<例>
A)100円=1ドル 円高
B)100円=0.5ドル 円安
1万ドルの商品を輸入する場合
A)100万円でOK
B)200万円も必要
わたしたちに関係するところでは、
海外旅行に安く行けるという
メリットがあります^^
円安のメリット
円安は他国の通貨に対して
価値が下がることです。
輸出関連の産業が恩恵を受けることができます。
<例>
A)100円=1ドル 円高
B)100円=0.5ドル 円安
1万円の商品を輸出する場合
A)円高だと、100ドル
B)円安だと、50ドルで売れる
輸出品の他国での価格が安くなるので、
よく売れる可能性大です。
わたしたちに関係するところでは、
外貨預金をしている人は、
恩恵を受けられます。
最後に
円高、円安、どちらが良いと
一概に言えないですが、
金融商品を運用している人は
知っておきたい内容ですね^^
こんなことも説明してほしい、
という金融・経済ワードがありましたら、
こちらからメッセージをください^^