老後資金・老後生活

【老後資金】生活費以外にかかるお金はいくら?

一体いくらかかるのか?
気になる老後将来の資金問題。

老後の最低限の生活費については、
こちらのブログでも紹介していますが、

生命保険文化センターのアンケートで
夫婦で月平均22万円と計算されています。
(平成25年度、平成28年度)

この金額は、最低日常生活費で、
ご家庭によっては、こんなお金が
かかるかもしれません。

・介護費用
・葬儀費用

先々かかるお金を今から計算するのは
あまり気が乗らないかもしれないですが、
大まかに知っておくことで、
足りない分は今から準備することができます。

介護費用と介護期間

介護保険がありますが、
それを超えての利用も
考えられます。

また、保険適用外のサービスもあり、
その場合は全額負担です。

かなり個別のケースになってしまうので、
平均値を使ってお話します。

介護費用
<一時的な費用の合計>
平均 80万円
 
<月額>
平均 7.9万円
 
介護期間
59.1ヵ月(4年11ヵ月)
 
データ出典
<生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」/平成27年度>

一時的な費用の合計は、
80万円ですが、

継続して介護することになった場合を
考えてみます。

7.9万円/月×59.1ヵ月=466万円

一人あたりの平均介護費用は、
466万円となりました。

葬儀費用

お経、戒名、お布施、
通夜からの飲食接待費など
こちらはさらに個別のものですので、

一概には言えないところもありますが、
調査の数値は188.9万円です。

データ出典
<日本消費者協会「第10回『葬儀についてのアンケート調査』報告書」/2014年>

そのほかにも、

永代使用料、年間管理費、石材費、
石材加工費、付属品、工事費といった
お墓にかかるお金があります。

ネットで調べてみると、
100万円くらいであるようです。

葬儀とお墓を合わせて、
288万円かかる計算です。

ここまでのまとめ

生活費のほかに、
・介護費用
・葬儀費用
を考えました。

合計で754万円です。

平均値も使っている計算なので、
参考値にはなりますが、
何もないところから計算するよりは
目安になると思います。

まだまだ先のことだと
思ってしまうと思いますが、
少しずつでも今から考えておくことが大事です。

この費用、どうする?

介護費用がかかるかも
葬儀費用も用意しておかないと

と、老後の生活費以外にもかかるお金が
あることを知ると、

どれだけのお金が必要なのか、
不安になってしまうかもしれませんが、

時間を味方につけて、
資産運用をしてみるのも
一つの方法です。

2017年からスタートする
iDeCo(イデコ)という
個人型確定拠出型年金は

原則、60歳未満の人は誰でも
加入することができる制度の
資産運用です。

税制の優遇も受けながら、
老後のお金のために、
検討してみてはいかがでしょうか。

この制度については、
改めて・・・^^

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