最近は、テレビCMでも見かけるようになり、
本屋さんにも「イデコ」の本も並んでいるので、
気になった人は調べ始めています。
と言っても、あのCMでは、
全然何も伝わらないと思いますが・・・(笑)
老後将来のために何となく
「始めた方が良さそう」と思っても、
具体的に数字が見えないと
資料請求をするところまでいかないと思います。
このブログでは、年収400万円の
働く40歳女性が加入したらどうなるのか
・最大限度額2万3,000円
・月額2万0,000円
2パターンをシミュレーションします。
<このブログを読むために抑えておきたいこと>
◆メリット
メリット1 所得税、住民税が減る
メリット2 運用中に得られる運用益が非課税
メリット3 受け取るときに税制の優遇がある
メリットを詳しく知りたい方は、
こちらのブログの「どんなメリットがあるの?」を
お読みください。
◆掛け金の拠出はいつまで?
60歳になるまで
※60歳になると加入資格を失う
※加入資格を失うと受け取りが可能
月額2万3,000円積み立てた場合
会社で「企業型確定拠出年金」に加入していない
40歳の女性がイデコを始めたケースを見てみましょう。
60歳になるまで加入できますので、
40歳~59歳の20年間加入した場合で
考えていきます。
<拠出できる金額>
→月額最大 2万3,000円
→年間最大 27万6,000円
→20年最大552万0,000円
※最大なので、例えば10,000円から
スタートしてもOKです
552万円を運用することになります。
メリット1 節税シミュレーション
年収400万円
→年間最大 5万5,000円
→20年最大 110万0,000円
※概算です
110万円の節税!
メリット2 運用益
金融商品の運用状況によります。
メリット3 受け取るとき
受け取るときの税制優遇は、
非課税枠があることです。
「退職所得控除」の枠なので、
退職金がある会社の場合は、
その分引いてください。
<非課税枠のカンタン計算>
・加入期間20年
40万円×20年=800万円
非課税枠は、800万円です。
20年間の最大拠出金額は552万円ですので、
このお金を運用して800万円までは
非課税で受け取ることができます。
月額2万0,000円積み立てた場合
<拠出する金額>
→月額 2万0,000円
→年間 24万0,000円
→20年480万0,000円
480万円を運用することになります。
メリット1 節税シミュレーション
年収400万円
→年間最大 4万8,000円
→20年最大 96万0,000円
※概算です
96万円の節税!
メリット2 運用益
金融商品の運用状況によります。
メリット3 受け取るとき
積み立てる(拠出)金額に関係なく、
これは共通しています。
<非課税枠のカンタン計算>
・加入期間20年
40万円×20年=800万円
非課税枠は、800万円です。
まとめ
確定拠出年金は老後将来のための制度ですが、
ウン千万円必要と言われている老後のことを
考えると、意外に少ないと思われると思います。
所得税と住民税の節税効果が
110万円(96万円)プラスアルファと大きいので、
・節税分を貯めておく
・節税分を別の方法で運用する
といったことをしておくと、
さらにお金を増やすことができます。
女性を対象に個別でマネーセッションをしています。
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